2015年12月15日に、自身のブログで実の父親が、がんであることを告白した坂口杏里さん。
「20年ぶりに手なんて繋いだ」などと記述されています。
2013年に亡くなった母親で女優の坂口良子さんを苦しめたあげく、1994年に離婚した父親には、憎しみの気持ちが依然として強いものの、後悔したくないと考え、父親が入院している病院にて、20年ぶりに再会されました。
そして今後も、入院中の父親を前向きに支えていくことを誓ったそうです。
今回は、そんな家族想いの女性アイドル坂口杏里さんの母親である坂口良子さんに注目です。
坂口杏里
本名 坂口杏里(さかぐち あんり)
生年月日 1991年3月3日(24歳)
出身地 東京都
血液型 B型
身長 168cm
体重 43kg
事務所 アヴィラ
坂口杏里の母親は坂口良子?
坂口杏里さんの母親は、坂口良子(さかぐち りょうこ)さんという女優さんです。
坂口良子さんは、北海道余市郡余市町出身です。
1971年(昭和46年)、ミス・セブンティーンコンテストで優勝し、芸能界入りしました。
1972年、フジテレビのテレビドラマ「アイちゃんが行く!」で、主演デビュー。
その後も「たんぽぽ」「前略おふくろ様」「犬神家の一族」等、人気作品に次々と出演。
愛くるしい顔立ちと親しみやすいキャラクターでアイドル的な人気になりました。
また、TBSテレビ・プロデューサーである石井ふく子さんから可愛がられており、彼女のプロデュースした作品にも常連出演ししました。
晩期には、2008年(平成20年)から芸能活動を開始した娘の坂口杏里さんとの母娘共演が多く、母娘でゲスト出演した2013年(平成25年)1月10日放送(収録は2012年12月6日)の「ダウンタウンDXDX2013新春スペシャル」が最後のテレビ出演となりました。
2013年(平成25年)3月27日午前3時40分、横行結腸癌および肺炎のため、坂口良子さんは死去されました。
同月中旬には「週刊女性」が、坂口良子さんの重病説を報道、これに対して坂口良子さんは自身のブログで、2012年末から腸閉塞・肺炎・インフルエンザに罹患し、点滴治療を受けるなどして静養中であると説明していました。
1986年(昭和61年)に不動産会社役員と結婚して、1男1女をもうけましたが、1994年(平成6年)に離婚されます。
バブル崩壊によって夫の会社が破綻し、多額の負債を無断で保証させられるなど、結婚前からの資産も全てなくなってしまいました。
借金を返すために仕事中心の生活で、子供には可哀想な思いをさせたが、自分に責任が及んだ借金は、ほぼ完済したと「女性自身」の取材で告白されました。
坂口良子さんの長女である坂口杏里さんが、芸能界に入りたての頃は、「踊る!さんま御殿!!」「ダウンタウンDX」などバラエティー番組に、よく一緒に出演していました。
1998年(平成10年)、知人の紹介でプロゴルファーの尾崎健夫と知り合い、15年にわたる事実婚の後、2012年(平成24年)8月に、戸籍上も入籍されました。
娘の坂口杏里さんとテレビで共演するお姿を、よくお見かけしました。
本当に仲の良い母娘だったのでしょうね。
坂口良子さんの急死のニュースを、なかなか信じられずに、誤報と思った方も多かったかもしれません。
画像は?ブログは?
「元祖かわいい系女優」といわれている坂口良子さんの若い頃の画像はこちら。
清純で初々しい感じがして、とても可愛らしいですね。
2013年3月27日に57歳という若さで急逝した坂口良子さんですが、2016年の現在でも、坂口良子さんのオフィシャルブログである、「Ryoko blog」が残されていて、閲覧することができます。
最後のブログ記事は、2013年3月12日にアップされたもので、タイトルは「週刊女性の報道について」というものです。
「週刊女性」にて、自身が重病であるという報道をされたことについて、説明をされている記事ですが、2016年の現在でもコメントが投稿されていて、現在では、5859件のコメントが寄せられています。
坂口良子さんという女優さんが、とても愛されていたことがわかりますね。
2012年8月から、アメーバブログで運営されている「Ryoko blog」ですが、トータルの記事数は、14記事と少ないものの、今後もずっと残しておいてもらいたいブログですね。
亡くなって何年も経過するのに、その笑顔はファンの心の中に生き続けているのでしょう。
坂口良子さんの若い頃の画像をみると「元祖かわいい系女優」と言われていたのが頷けます。
57歳という若さでの急逝は、あまりにも惜しまれます。
死因は?急死の真相とは?大腸がん?
坂口杏里さんのお母さんである坂口良子さんを襲った病魔は、横行結腸がん(大腸がん)による肺炎でした。
2012年8月、10年越しの交際を実らせて結婚したプロゴルファーの尾崎健夫(おざき たてお)さんは、2012年12月以降の仕事を減らして、献身的に妻の看護をしていたといいます。
坂口良子さんの病状は、どんなものだったのでしょうか。
そして急死の真相とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。
横行結腸がんは、現在国内の女性の死因第1位になっている大腸がんのひとつです。
大腸は、盲腸から上に向かう部分を上行結腸、次に横に向かう部分を横行結腸、下に向かう部分を下行結腸、さらにS状結腸、直腸、肛門と名称が分かれています。
坂口良子さんは、ブログで「2012年に腸閉塞を患い、それとほぼ同時期にインフルエンザから肺炎になってしまったりと、体調を少し崩しておりました」と発表されました。
関係者によると、腸を1メートル切除する手術を受けていたといいます。
実際には、横行結腸に大腸がんが生じ、闘病生活を送っていたようです。
坂口良子さんが、どのような治療を受けていたかは詳しく分かりませんが、週刊誌上の「10キロ以上痩せていた」という目撃証言から、化学療法の影響も考えられます。
大腸がんは、肺炎にも結び付きやすいといいます。
「腸閉塞になると吐き気も起こり、吐いたものが気道から肺に入って炎症を起こす『誤嚥(ごえん)性肺炎』を起こしやすくなります。また、がんになると免疫力そのものが低下するため、インフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなる。遠隔転移で肺にもがんが生じていればなおさらです」(東邦大学医療センター 斉田芳久教授)
国内の大腸がん患者は、食の欧米化などにより増加中のようです。
早期に発見して治療を受ければ、大腸がんの予後は比較的良いとされています。
しかし、肺や肝臓などに大腸がんが飛び散ってしまうと、治療は難しく生命の危機につながってしまうといいます。
坂口良子さんをよく知る芸能関係者が明かします。
「おそらくご本人は、病状を知っていて娘さんの坂口杏里さんをバラエティー番組などで懸命に売り込み、母親として、できるだけのことをされたのでしょう。当初は結婚の形式にこだわらない、大人同士のパートナーだった尾崎さんと入籍したのも、残された子供のことを考えてのことだったのではないでしょうか」
悲しすぎますが、女優としても母親としても立派な生涯を送られた坂口良子さんでした。
亡くなる直前まで、娘の坂口杏里さんの事を気にかけていたのでしょうね。
母と娘の絆を、ひしひしと感じてしまいます。
以上が、家族想いの女性アイドル坂口杏里さんの母親である坂口良子さんの特集でした。